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コオノドリ第10話。






大分考えさせられる内容だった。

「出生前診断」

これはお腹の中にいる赤ちゃんに

異常がないかを調べる検査の事。

これによりお腹の中にいる時に染色体異常がわかる事で

ダウン症の病気などが分かる。



今回のドラマの内容は

まさに「出生前診断」がテーマ。



検診を受けた両親が

赤ちゃんがダウン症とわかり

育てられないと中絶を希望する。



確かにダウン症で生まれてくれば

健常者の何十倍も時間と能力を費やさなければいけない。

自分たちがいなくなった時

我が子は一人で生きていけるか?

そう考えてしまうだろう。

そして

育てる事が出来ないと判断する親御さんもいる。

現実共働きで奥さんが出産、育児となれば

家計の懐事情も大変だろう。

早く保育園に入れて

社会復帰したいと考えている家が多いと思う。

しかし

お腹の中の命を

親の判断で中絶して良いものなのだろうか?

ドラマの中で「今回は諦めます」とお母さんの言葉があった。

「今回?」俺は凄い違和感を感じた。

生まれてくる赤ちゃんに、次回は無いからだ。



俺は一年半、息子の病院「こども医療センター」に通っている。

街にある総合病院と違い

重度の障害を抱えた子供たちが沢山いる。

初めは可哀想にと思っていたが

今は完全にその考えは変わった。



世間ではダウン症と言えば

親も子も大変で

一生苦労して生きて行かなければ行けない

そんなイメージだが

ここに居るダウン症の子供達は

みんなキラキラして

毎日を楽しんでいる!



親御さんはと言うと

うつむいて暗そうにしている人を見かけない

みんな笑顔なのだ。



それを見た時に感じた。

ダウン症の子供達

実は健常者よりも人生を楽しんでいる⁈



彼らは

目の前の事だけに集中して生きている。

悔しければ怒り。

楽しければ笑う。

遠い未来の事を考えて悲観的にもならない。

この瞬間だけを生きている。

それって人間一番大切な事なんじゃないの?



俺たちは日々悩みをかかえ

まだ来ない不安に怯えている。

過去に引きずられ、未来に悲観的になる。



そんな俺たちに比べたら

ダウン症の彼らの方が

人生を謳歌し、人間らしい生き方をしている。

きっと幸せ指数は彼らの方が上だ。

本当は

彼らの方が幸せで

起きもしない事に不安になる

俺たちの方が不幸なのかもしれない。



我が家にも一年半前にコオノドリがやってきた!

我が家は「出生前診断」はしなかった。

生まれてきた息子は

重度の障害がある病で

いまだに手術を繰り返している。



それでも我が家は

健常者と変わらないほど我が子が可愛い。

既に病気の事は忘れているぐらいだ。

それは俺たち夫婦が

全てを受け入れると腹をくくった時から

見える景色が変わった。



なので毎日息子の変化、成長がとても楽しい。

なんら健常者と変わりがないのだ。

昨日も沢山笑ってくれて

本当に生まれてきてくれてありがとうと

心から思った。

これを「出生前診断」して今回は諦めよう

そう思ってしまったら今はない。

全ては必然。

そう思うな。







最近アンパンマンが好きな息子。

こんな画像加工して楽しんでいる父。

幸せだなぁ〜





 
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| NEWS | 11:07 AM | comments (0) | trackback (0) |

 
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